今季メジャー初戦「マスターズ」（オーガスタナショナルＧＣ＝７４３５ヤード、パー７２）最終日、史上６人目のグランドスラム達成を目指していた世界ランク１位のローリー・マキロイ（２５＝英国）は６６で回り、１２アンダーの４位に終わった。

　今大会Ｖならグランドスラム達成だった。６バーディー、ノーボギーの６６で回り、松山英樹（２３＝ＬＥＸＵＳ）と並ぶこの日のベストスコアをマークしたものの、スピースとは６打差の４位。昨年の８位を上回り「マスターズ」での自己最高位となったものの、グリーンジャケットはならなかった。

　悔やまれるのは前半だ。２番では２メートル、４番でも３メートルのバーディーチャンスにつけながら、いずれもモノにできない。

　７番で左の林から１メートルにつけるスーパーショットを披露。最終日はパーオンを逃したのが１ホールだけで、ここから６つ伸ばしたのは世界ランク１位の貫禄だが、スタート時点で１０打差あったスピースに追いつくことはできなかった。